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Diary

ずっと愛し合ってるぜ2018年05月02日

◆曇り。夜には雨が降るとか。
◆いつもなら夜に更新するんだけど、今日は朝から更新してしまう。日本で最後に桜が咲く北海道。我が家の遅咲きの桜も満開になって少しずつ散り始めた。今年は咲くのは少し早かったみたいだ。今日は少し肌寒いので無理だけど、部屋の窓を全開にして外から聞こえてくる鳥の声や子供たちの声を聞きながら、外の風を感じながら執筆できる日ももうすぐだ。
◆清志郎さんが、北海道で桜が咲くこの日に長い長いツアーに出かけてしまってもう9年が過ぎてしまった。
◆今はどこら辺で唄っているのか。きっとあの頃のままで、変わらない声で唄っているんだろう。清志郎さんは58歳で行ってしまったけど、僕はこの春に57歳になった。来年になったら追いついてしまうんだな、とこの文章を書く前に気づいた。
◆僕たちはずっと清志郎さんの歌を唄いながら、今も愛し合っている。いつかまた清志郎さんの姿をステージで見られるときまで、向こうでのそのツアーに参加できるときまで、ぶっ飛ばしたりどかどかしたりエンジン全開したりしている。たとえこの世界がしょうもねぇ野郎たちのせいで争いに満ちてしまったとしても、清志郎さんの歌を唄ってきた僕たちだけはずっとずっと愛し合うつもりでいる。絶対にそうすると、毎年のこの日に思い出している。
◆一昨年、この時期に漫画家の吉野朔実さんも向こうに行ってしまった。57歳だったから、追いついたことになるんだ。吉野さんも向こうでまたマンガを描いていてくれているだろうか。もしも描いているのなら、絶対に読みたいから、その日までずっと書き続ける。僕はこんなのを書いていましたって持っていきたいから。
◆悪い予感の欠片もないからいつものようにキメてブッ飛ばそうぜ。

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