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Diary

オリンピックがいつまでも平和の祭典でありますように2018年02月13日

◆寒い一日。ずっとマイナス10度ぐらいだったね。
◆二月に入ってようやく周回遅れを取り戻したような感じ。まぁ休んでしまったのもあるんだけど。そして新連載のネタも考えなければならないんだけど。大した小説家でもないのに途切れずに執筆依頼が来るのは本当にありがたい話だ。
◆冬季オリンピックが始まっている。日本選手の活躍を期待しているのはもちろんだしメダルを取ってくれれば嬉しいけれど、オリンピックが平和の象徴であることも忘れてはならない。世界中の国の人たちがスポーツを通じてひとつになることもオリンピックの意義なのだ。これ、実はテレビで観ているだけではあまり実感できないんだけど、現地でいろんな国の人たちと一緒になって応援するとよくわかる。負けてしまった国の人も勝った国の人も「惜しかったな」「凄かったな」「よくやったよな」と互いの国の代表たちの活躍を讃え合って交流するのは、本当にいいものなのだ。どこの国の人でもスポーツを楽しむ同じ人間なんだと実感できる。
◆と、さもオリンピックに現地で応援したことあるかのように言っているが、そんな経験はない。あるのはサッカーワールドカップでいろんな国のサッカー好きが集う店での経験だけだ。それでも(あのときは五カ国ぐらいの人間が集まっていたが)勝ち負けはあったけれど本当にサッカーを一緒に楽しめた。
◆ある出版社のパーティで某一流ホテルにいた。エレベーターで二人の外国人男性と乗り合わせた。そのときに一人が僕のカバンについていたワールドカップのピンバッジに目を留めて指差してニヤリと笑った。「この間のワールドカップのジャパンは惜しかったな」「君のところは?」「ブラジルだ」「僕が生きてる間に決勝戦で会いたいよ」「楽しみにしてるぜ。またワールドカップで会おうな」という会話を、一階に降りる間にして手の平を打ち合わせて別れた。もちろん僕の英語は片言なんだけど、何故か全部理解できた。
◆スポーツはいい。言葉はいらない。互いの健闘を讃え合いそのスポーツを楽しむ気持ちさえあれば、世界中の人たちと心が通じ合える。オリンピックがいつまでも平和の祭典でありますように。

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