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Diary

『札幌アンダーソング 間奏曲』の文庫が出ます2017年01月20日

◆晴れたり曇ったりの穏やかな天候。
◆これで三年連続、我が家近辺は積雪量が少ない一月を迎えている。このまま降らないようであればまたしても楽な冬を、いやぶっちゃけ物足りない冬になってしまう。だからといって降ってほしくはないのだがこの辺りが微妙なまるで恋する乙女のような気分なのだ。
◆さて、もう間もなく文庫版『札幌アンダーソング 間奏曲』(角川文庫)が出ます。おそらくは25日ぐらいには店頭に並ぶのではないかと思います。文庫版はなんと単行本からわざわざ装画を変えております。そんなに予算使わなくてもいいのにKADOKAWAさんと思ってしまうのですがその辺は攻めるKADOKAWAさんですね。ありがたいです。
◆この物語は『札幌アンダーソング』『札幌アンダーソング 間奏曲』『札幌アンダーソング ラスト・ソング』の三部作です。二番目のこれは、文字通りの〈間奏曲〉。ラストに繋がるブリッジの物語です。ですから、できれば一作目の『札幌アンダーソング』から読んでいただけると助かります。主人公は四代の記憶を引き継ぐ〈天才〉で〈変態の専門家〉の志村春。それに、北海道警察の刑事である仲野久と根来康平が、札幌で起こるある人物を中心とした事件に向っていきます。最初は本当に変態な物語にしようと思っていたのですが(いや実は深読みするとかなり変態な連中なのですが)、諸事情でオブラートにくるんだものになっています(^_^;)。舞台は札幌市。地名や事件の起こる場所などはほぼそのままです。ですから札幌在住の方はどこで何が起こったのかすぐにわかりますね(もちろん、一部フィクションにしているのもあります)。
◆ぶっとんだ設定でそしてかなりおかしな物語ですけど、楽しんでいただけるように書いたつもりです。よろしければ、ぜひ。

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