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Diary

〈ノブレス・オブリージュ〉を心に描く2017年01月22日

◆曇りで風が強く少し雪も降った。
◆僕は作風からなのか優しい温厚な男に思われることも多いが、けっこう怒りやすい(ま、この日記をずっと読んでくれている方はおわかりでしょうが(^_^;))。けれども人前では決して怒らないようにしている。常に冷静に、何に対してもニュートラルなスタンスであたろうと努力している。それは、幼稚園の頃に端を発する。僕は小さい頃から涙脆い。泣き虫なのではなく、喜怒哀楽どんなものであろうと感情が昂ぶると涙が出てしまうのだ。『8時だョ! 全員集合!』を観ていたときなんて一時間ずっと涙を流していたからねホント。
◆この年代なので〈男の子が泣くのは恥ずかしい〉というふうに躾けられた。だからすぐに涙が出てくる自分が恥ずかしくてしょうがなかった。じゃあどうしたらいいかと考えると、人前では感情を昂ぶらせないようにしようと決めた。そうすれば、涙は出てこない。常に落ち着いていこう冷静でいようと考えていると、それが習い性になった。
◆大人になって、そこから紳士であろうと決めた。北海道の偉人であるクラーク博士に倣ったわけではないけれども〈Be Gentleman 紳士たれ〉と。基本ろくでなしではあるんだけど、マナーを遵守し、弱き者には優しくあり、〈ノブレス・オブリージュ〉を心に描くことにした。今も常にそう思っている(できているかどうかは別問題として)。
◆だから、力を持ちながら下衆な振る舞いをする野郎は許せない。
◆ただ、力を持った下衆な野郎を叩きつぶすには、それ以上の力を持ってしないと負け犬の遠吠えと同じに見られてしまう。残念ながら僕には力がない。地位も名誉も何もない。
◆だから、ここでも何も語らない。
◆自分の物語を書くだけだ。

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