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Diary

誇りの報酬2016年10月20日

◆雷雨だったり強風だったり雪が降ったりしてもう忙しい天気。42
◆札幌市内では初雪が観測されて「あぁついに降っちゃったね」という感じだ。我が家近辺では降っていないようだけどひょっとしたら今窓の外では降っているかもしれない。冬将軍が到着しましたよ。まぁまだ積もるのはしばらく先だけどね。それこそホワイトクリスマスにならない年だってあったんだから。
◆一般の人たちがネットで炎上やクレームで騒がせ、自治体や企業やその他諸々が何かしらの対応に追われる、という図がなんかもう毎日のように起こる今日この頃だ。それがあたりまえのように、スタンダードになってしまった感さえある。これに関して何か意見を言おうとすると、言葉を慎重に選ばなきゃならない。それぞれのケースで〈善きケース〉と〈悪しきケース〉があるからだ。
◆ただ、いちばんの問題は、もうストレートに言っちゃうけど〈どっちにも馬鹿が多過ぎる〉ってとこだ。詳しくは説明しない。するのも疲れる。善き人たちならばこれだけで「そうだね」と納得してくれるはずだ。
◆しっかり考えよう。ちゃんと確かめよう。自分の意見を持とう。人の意見を聞こう。問題が起きたら話し合おう。お互いにお互いのことを考えてあげよう。間違ったことをしたら素直に謝ろう。人の過ちを許してあげよう。幼稚園や小学校で教えてもらってることなのにいい大人が何故できない。
◆僕はゲームシナリオライターとして活動したこともある。広告のプランナーとしても働いた。学生に教えたこともある。ゲームプランニングの講義をしていて、仕事の基本として教えたのは〈どこからどう突っ込まれてもいいわけができるようなプランニングをしろ〉ってことだ。いいわけ、というのは少し悪い表現だけど、あらゆる方向からそのプランニングを検証しろということだ。つまり、最終的には、〈自分の企画に誇りを持て。胸を張って発表できるようにしろ〉ってことだ。もちろん、簡単にできることじゃない。でも、そこを目指さないといいものなんか作れない。
◆今の時代、〈誇り〉という言葉が、それこそ埃を被ってしまっているんじゃないか。

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