SHOJI YUKIYA OFFICIAL SITE sakka-run:booklover’s longdiary since 1996.12.18

Diary

バーボンで2016年09月09日

◆曇り。earlytimes
◆すっかり秋の気温になってきた。もう窓を開け放つこともできなくなってきた。淋しいけれどしょうがない。これから家の中が暖かい季節に移ろうとしている。今ぐらいは中途半端で靴下を履くかカーディガンを着るか夜中に迷ったりする。
◆相変わらず締切りに追われてばかりで何も楽しんでもらえるネタはない。まぁそういうネタがあったら作品の方に回すのであまりここで披露はしないと思うのだが。どこかへ行ってきたという報告も出来ない。せいぜいが実家のある街にしばらく行ったり来たりの日々が続きそうだというぐらいか。
◆アイコンに使っている写真やインタビュー記事の写真などを見てもらえればわかるだろうけど、僕はいかにも酒を飲みそうな顔をしている。でも実は飲まない。飲めないわけではないのだけど、二十歳ぐらいのときからもう飲むのを止めてしまった(昔の話だからね。あの頃は二十歳未満が酒飲んでも怒られなかったんだよ)。というのも、どうも遺伝的にアルコールが体質に合わないみたいなんだ。
◆まず、いくら飲んでも酔わない。一晩で二人でバーボンを一本空けたこともあるけれど一切酔わなかった。そして身体中がかゆくなってくる。さらには気持ち悪くなってきてリバースして終わり。という具合に、酒を飲むメリットが一切ないのだ。そもそも宴会は好きなので盛り上げ役に回ることは素面でもできる。話好きだから酔っても酔わなくても陽気に振る舞える。なので、二十歳ぐらいからどんどん飲まなくなっていって、会社に入る頃にはまったく飲まなくなった。広告会社の制作だったのでつきあい酒というのも一切なかったし。
◆でも、酒が嫌いなわけじゃない。味は好きだ。ウイスキーも日本酒もビールもワインも一口飲ませてもらって「あぁこれは美味いね」と思える。夜の水商売もバイトでやったので、カクテルだって作れるし、ワインの味もイベントでいろいろ扱ったので割りと判る。だから、ごくたまに友人と飲みに行くとウーロン茶を飲みながらも、友人達が珍しい酒を頼んだら一口飲ませてもらってそれで満足してる。
◆初めて飲みにいったのは16歳のときで、先輩が奢ってくれたのが写真のバーボン〈アーリータイムズ〉だった。それからずっとバーボンを飲んでいた。今も実は部屋にバーボンが何本か置いてある。飲まないけれど酒の瓶が並んでいるのを眺めるのも実は好きなのだ。
◆グラスに注がれたバーボンの香りを嗅ぐと、まだ飲んでいた頃の、あの時代の仲間たちの顔が浮んでくる。そのうちに、いつになるかはわからないけど、部屋でバーボンのグラスを傾けながら若い頃の皆の顔を思い出してみようと思ってる。

ページトップへ