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Diary

役者と腰痛と日々雑感2016年05月29日

◆晴れ。switchkiki
◆天気が良く気持ちの良い日だけど、窓から入ってくる風は少し冷たい。陽射しのあまり入らない部屋で窓を全開にしていると靴下を履かなきゃと思うぐらい。
◆そして実はまだ腰が治り切らない。もう顔を洗うのに腰をずっと屈めていられるぐらいには快復しているんだけど、ずっと座っていると腰が固まる。立ち上がるときに伸ばさなきゃちゃんと立てない。しかもさっきくしゃみを三回やったときにちょっと痛めた。やれやれだ。もうちょっとこの腰痛と付き合わなきゃならないようだ。
◆ひょっとしたら僕は役者になりたかったのかもしれない。まぁこの辺は話していくとどんどん深みにはまっていくようなことになってしまうのでさらっと流すけれど、俳優、役者、呼び名はいろいろあるけれど、そういうものに憧れていたのだろうかとも思う。自分ではそんな意識も役者になろうと思ったことも一度もなかったんだけど、何となくそう思う。
◆自分がなりたかった〈俳優〉というものを頭の中で作り出して、彼ら彼女らを小説の中の登場人物にして物語を描いていっているのかもしれない。創作論めいた話になるけど、案外それも(あくまでもそれも)正解なのかもしれない。現実に存在している俳優さんをモデルにしてあて書きしたことはないけれども(ノベライズは除いて)、たとえば〈東亰バンドワゴン〉の我南人は、実は我南人役をやる赤坂広太郎(適当な名前だよ)という役者を作り上げて彼に〈堀田我南人〉を演じさせているのかもしれない。
◆日常生活においては誰もがある程度の演技をしていると思う。会社にいるときと自宅にいるときの自分、友達といるときと恋人といるときの自分、そして親といるときと子供といるときの自分。それを演技と意識するかあたりまえのこと思うか。ひょっとしたら自制心の強い人、常に冷静でいられる人は高い演技力を知らずに有しているのかもしれないな、とも思う。
◆人生は舞台だ、なんて言うしね。

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