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Diary

サイン2015年12月07日

◆雪が降る。積雪10センチほど。軽く雪かき。shojis
◆ここを読んでくれている方々は多分僕の本を読んでくれている方々だろうとは思い、その中には僕のサイン本を所有している方もいらっしゃるのではないか。写真がそのサインだ。いや本当に味も素っ気もないサインで申し訳ないなといつも思う。イラストは下手くそなので無理なのだが、ハンコとかそういうものを造ってもいいのになぁと思うのだがいつも思って終わってしまう。
◆さらに申し訳ない話をするとこのサイン、中学生のときに作ったサインなのだ。いや本当にお恥ずかしい。あの頃、同じクラスの仲良し三人でフォークグループを結成した。結成したと言っても文化祭のみのグループだったのだが、教室のステージで三人並んでギター抱えて歌ったのだ。僕と同じくフォークギターを抱えたOくんは今は医者だ(確か研究職のはずだ)。ギターは弾けなかったけど歌が上手かったTくんは今は学校の先生だ。教頭ぐらいにはなっているだろうか(そう考えると将来の作家と教師と医者が並んでいたわけか。おもしろいではないか)。で、そのグループを結成したときにサインなんかも考えたのだ。高校に進んでバンド活動を本格化させた僕は(OくんとTくんはそういう方面には進まなかった)将来ゼッタイにミュージシャンになってやると思い、いつかやってくるであろう日々のためにこのサインを完成させたのだ。
◆どうしてナナメってるの? と疑問に思われた方もいるのではないか。そう、実はこのサイン、LPにどどんとサインするためにこういうナナメにしたのですよ(あぁ恥ずかしいヽ( ´ー`)ノ)。
◆まさかそれから三十数年後にレコードやCDにではなく自分の本にこのサインをするとは思いもしなかった。人生って本当に何が起こるかわからないものだ。

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