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Diary

旅者の歌 魂の地より2015年11月27日

◆大荒れになるとか北海道。まぁ冬になるってのはそういうものだ。ryosyatamashiib
◆11月11日の日記で変則的な発刊になってしまった詳細をお知らせしましたが、『旅者の歌 魂の地より』(幻冬舎文庫)の見本が届きました。写真ではわかりませんが、小路史上最厚の文庫です。一瞬「京極さんか!」と思ってしまったほどですヽ( ´ー`)ノ(大げさです)。
◆もう一度お知らせしますが、2巻目『旅者の歌 中途の王』の文庫に3巻目も同時収録しています。タイトルも『旅者の歌 魂の地より』と変更しました。前半は既に単行本で出ている『旅者の歌 中途の王』と同じ内容です。そして後半はまだ紙の本では未発売だった『旅者の歌3』が収録されています。私の力不足で、既に既刊本を購入されている方にはご迷惑をお掛けします。
◆この文庫の発刊を持って『旅者の歌』シリーズは一応の完結を見ます。読まれた方は「ここでか!」と思われるかもしれません。でも決して急いで終わらせたわけではなく、最初から全三巻の予定で始めたものなので一応は予定通りなのです(ま、ぶっちゃけ売れたらどんどん続けようとは思っていたのですがヽ( ´ー`)ノ)。
◆設定としては、この後もいくらでも物語を紡ぐことはできるようになっています。構想では何となくですが、10巻ぐらいは書けそうな気もします。収録したシィフルのある世界の地図もまだほんの一部です。世界の地図を作り上げる宿命を背負った〈リョシャ〉はこれからも〈ジェイラ〉〈トゥール〉〈ティアラ〉そしてその他の仲間たちと旅を続けますが、ひとまずはここで終了です。
◆どファンタジーを書いてみたい、ということで始まったこの『旅者の歌』シリーズ。登場人物たちの素晴らしいイラストを描いてくださった加藤木さんのお蔭で、僕の中でも彼らの姿がいつまでも残りそうな気がしています。もしも、もしもこの後のリョシャたちの旅も書けるようになりましたら、真っ先にここでお伝えします。
◆リョシャたちの歌がどのような結末を迎え、そしてそこからどのようにまた旅立つのか。楽しんでいただけると嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。

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