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Diary

よろしければ、どうぞご一緒に。2018年08月18日

◆晴れ。東京は暑く北海道は涼しい。もう夕暮れには窓を開けていられないぐらい。ってか寒いぐらい。
◆昨日17日は東京の六本木ヒルズにある六本木アカデミーで講演をしてきました。参加してくださった皆様ありがとうございました。そしてたくさんのお土産などいただいてしまって本当に恐縮です。中には出がけにTwitterで『荷物入れにする小さなバッグ忘れた』と書いたらバッグを差し入れしてくださった方までいらっしゃって何だかもう気もお金も使わせてしまって本当に申し訳ないです。今度のサイン会なんかの前には欲しいものを指定して呟くようにしようかなとヽ( ´ー`)ノ
◆今回の講演は純粋にファンの方(大学教授の方)が企画してくださったもので、〈東京バンドワゴン〉についてのトークというのも考えてみると初めてでした。いろいろな裏話をすることができて、僕も楽しかったです。しかし49階からの眺めは気持ち良かったですね。定宿にしている東京のホテルは34階なんですけどそこからさらに高かったので眺めも違いましたね。
◆実は会場には〈東京バンドワゴンシリーズ〉の装画の版画をいつも制作してくれている版画家・イラストレーターのアンドーヒロミさんも来てくれていたのです。ご紹介しようかと思ったんですが恥ずかしいとのことで(^_^;)。アンドーさんとも十年ぶりぐらいに会えました。さらには7年間担当編集で頑張ってくれたTさんは産休でこのお仕事が最後(安産祈願!)。新しい担当編集さんのKさんとの顔合わせもあったのです(〈東京バンドワゴンシリーズ〉はずっと女性編集さんが担当です)。
◆楽しかったとはいえ、心臓やってから初めての東京行き。さすがにちょっと疲れました。今夜は何もしないで寝ようかなと思います。
◆〈東京バンドワゴンシリーズ〉はこれからもまだ続く予定です。本当に、毎年一冊出していくこんなに長く続くシリーズは業界全体見渡してもあまりありません。皆さんの〈LOVE〉で続けていける堀田家の物語をこれからも頑張って書き続けます。
◆よろしければ、どうぞご一緒に。

この世界で共に生きる幸せを2018年08月15日

◆雨が降り続いた一日。
◆すっかり気温も下がっていてそしてお盆が過ぎようとしていてもう北海道は確実に夏の終わり。まぁこの後に残暑が来てくれるんなら、そしてほんの数日ならそれはそれで夏の名残の風情ってもんで歓迎なんだけれども。毎年思うことだけど、もう少し夏が長ければなと思う。いやはっきり言うと冬が短ければなと。雪さえなきゃあ北海道は天国のように住みやすいところなんだけど。
◆戦争は二度と起こしてはいけない。忘れないように。日本の政府はかつて世界を二分した戦争を自ら起こしたんだ。万の単位の人々を殺したんだ。そんな愚かなものを二度と起こしてはならない。そうは言っても腐った政治家や政府はまた戦争を起こす可能性はある。もしくは起こってしまった戦争に参加する可能性はある。じゃあ、そうさせないために我ら善き国民は何をしなきゃならないか。良い政治家を選挙で選ぶことだろうか。でも、政治家は腐る。どう頑張っても権力を持った人間は間違いなく腐っていく。戦争を起こしかねないほどに。戦争に参加してしまうほどに。
◆そもそも人間の歴史そのものが戦いの歴史だ。この狭い日本にだってかつては殺し合って領土を奪い合った〈戦国時代〉があったのだ。世界を見渡せば神の名の元に異教徒を殺しまくった時代もあったのだ。結局人間とはそういう生き物なのかもしれない。
◆だから、あたりまえのことなんだけど、この世に生まれたからには、お互いに幸せになろうとすることだと思う。このくそったれな国の政治にいろんな不平不満は募ったりするだろうけど、うまくいかないことも山ほどあるんだけど、生きていくのは辛いことだらけかもしれないけれども、それでも生きていくために自分なりの幸せを探していくんだ。自分のために、そして同じ時代に生きる誰かのためにも。自分だけじゃない。世界中でだ。極端な話をするなら全世界でコスプレが文化になってコスプレコンテストの世界チャンピオンを決める大会が毎年開催されればそれでもう世界平和が実現するかもしれないんだ。
◆平和を願おう。この世界で共に生きる皆の。幸せを探そう。自分の、そしてこの世界で共に生きる誰かの。

とりたてて何もなき平穏な日々2018年08月11日

◆晴れたり曇ったり雨が降ったり。
◆随分と日記を更新できなかった。原稿の締切りに追われているのは確かなんだけど、どうにもこうにもやる気スイッチが入らないというのもある。ちょっとどこかで区切りをつけて気持ちを入れ替えないとならないかもしれない。
◆お盆だ。ご近所さんも皆さんお盆で墓参りに出かけていったり実家に帰ったりしているようで、少しばかり静かだ。普段は駐車場にある車がないだけでも景色が変わって見えたりする。こちらは自由業の役得みたいなもので、お盆の時期を避けて墓参りも数日前に済ませてきた。実家には今はもう誰もいないので、立ち寄って仏壇に手を合わせるだけだ。妻の故郷も近いので、もちろんそちらの墓参りも済ませてくる。便利なようだけど二ヶ所寄らなきゃならないので、日帰りとなるとけっこう疲れるのだ。
◆何せ亡父は死ぬ前に〈小路家〉の墓を僕の名前で新しく造ってしまった。まだ生きているのに自分の名前が墓石の裏面にあるってのも何か妙な気持ちである。なので、一応死ぬまではきっちり墓参りしなきゃならない。で、僕の二人の息子には僕が死んだら一応骨は墓に入れて、その後は好きにしろと伝えてある。一回心臓をやっちまった身としてはいつ死ぬかわからんからね本当に。
◆世の中、力を持ったクズというのはたくさんいてそのクズに力を与えるバカというのも大勢いるもんで、本当に大勢のクズとバカに囲まれて生きている正直者は日々嫌なニュースに心を痛めるばかりだ。せめてもの慰みにと娯楽に目を移してもその娯楽の中にもしょうもないクズが混じっている、と。またそのクズみたいな娯楽を喜んでいる人たちもいるのだ。どうしたもんだかと溜息しか出てこない。
◆それでも、娯楽の中に素晴らしいものは出てくる。それを喜べる人もたくさんいる。これが〈いいものだ〉とはっきり言える国ではあるのだ。
◆まぁ世を憂いて愚痴ったり落ち込んだり呪ったりしないで、自分の作品もそう言ってもらえるように頑張らなきゃ。その手段を得た幸せな人間の一人として。

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