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Diary

常にローリング・ストーンだぜ2017年11月14日

◆晴れたり曇ったり。比較的穏やかな一日。
◆ちょっと眼科に通っている。以前も眼のかすみがあって行ったときには眼圧がかなり高いと言われた。そのせいでかすみが出ていると。まぁ目薬を差し続けてほぼ正常値まで下がったところで点眼をやめていた。で、今度は妙に眼の奥が痛くて充血したので行ってみた。眼圧こそそんなにも高くなかったので単純に炎症だったらしいが、やはり眼を酷使していることが眼の奥の痛みに繋がっているという。
◆まぁ一日十数時間ずっとディスプレイを見ているわけだけど、どんな仕事だって眼を使わなきゃやってられないんで、小説家だけが眼を酷使しているわけじゃない。しかし五十代半ばを過ぎてどこもかしこも疲れてくる頃だろう。大事に至らぬようにだましだましやっていくしかない。
◆眼がやられても、頭の中にある物語を同じように文章にできるだろうか? とも少し考えた。いわゆる〈口述筆記〉だ。今はパソコンで簡単にできるだろう。環境さえ整えれば、自分が喋った文章がそのままデータ化されて、物語にはなるだろう。でも、眼でその文章を見ながら指で打つのと、ただ頭に浮んだ文章を喋るのとでは、どれだけ変わってくるか。やってみなきゃわからない。そんな事態にならないことを祈るけれど。
◆案外それでものすごい傑作を書けたりしてヽ( ´ー`)ノ
◆執筆環境というのは、実はパソコンを使っていると本当に変わる。ずっと使って慣れ親しんでいたソフトが使えなくなったりする。もちろんパソコンそのものも数年ごとに買い替える羽目になる。その度にけっこうな時間をかけて整えたりするのだ。手書きだったらこんな苦労しないのになぁ、と、いつも思うけど、そもそもパソコンでしか小説を書いていないんだから、手書きでどこまで書けるのかもわからない。
◆年を取れば取るほどそのままでいいと思いがちだけど、でも変化を怖がっていちゃいけないというのは、経験済みだ。怖いからって、楽だからって、そこに留まっていちゃいけない。
◆常にローリング・ストーンだぜ。転がる石に苔は生えないぜ。
◆写真はものすごくおもしろいのに何故か日本でDVD化してくれない『新米刑事モース』。どこかしてくれないかなぁ。傑作なのに。

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