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Diary

あのラストシーンを2018年03月19日

◆風が強く気温も低かった。
◆もう道路は雪が融けているけれども、まだ三月の間は雪が降ったりもする。もう降るなよと毎年のように思うけれどもこればっかりはしょうがない。
◆ちょっと前の話題になってしまったのだけど、というかさっき知ったのだけど(^_^;)、ドラマ『娘の結婚』はギャラクシー賞の1月度月間賞というものをいただいたようだ。こちらにある。テレビ業界の賞なので詳しくは知らないけれども、とても素晴らしいことなのではないか。原作は確かに僕の物語だけど、それを素晴らしいドラマに作り上げたのは、プロデューサーや脚本家さんや監督さんや現場の皆さん、そして俳優の皆さんだ。おめでとうございます。僕も嬉しいです。
◆ドラマ化に際してはタイトルと登場人物の名前だけは変えないであとは好きにしてください、といつも言うのだけど、今回の『娘の結婚』に関しては、あ、でもいつもそうかな。今までの三本の映像化のときも言っていたような気がする。〈ラストシーンもできれば変えないでください〉とお願いしました。なので、今回の『娘の結婚』も、ドラマとしていろいろと脚色されてはいましたが、ラストは父親とその友人が自宅で酒を飲み交わす、という原作と同じシチュエーションで終りましたよね。原作よりもとてもいいシーンになっていて、あぁこういうシーンを観たかったんだ。これを描きたかったんだ。ドラマ化してもらって本当に良かったなぁと思っていました。
◆後から思えば、というかこうやってドラマ化してもらって改めて思ったんですけど、主人公は父親ですよね。娘の視点からも物語を組み上げてはいますけれど、僕と同じ年齢の男の、そして父親の物語を僕は描きたかったんだな、と。その最たるものが、あのラストシーンですね。
◆DVD化してくれないかなぁヽ( ´ー`)ノ

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