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Diary

『札幌アンダーソング ラスト・ソング』が文庫になります2018年01月20日

◆晴れ。比較的良い天気。
◆そんなにしっかり観ていたわけではないのだが、〈わさお〉という犬とその飼い主のおばあちゃんの話は知っている。そして僕も犬をずっと飼っていた人間なので、画面越しでも犬の様子を見ればなんとなくはわかる。わさおは本当に飼い主のおばあちゃんが大好きだったのだ。そのおばあちゃんが亡くなってしまって、淋しがるわさお。でも大丈夫だ。わさおには仲間がいた。わさお、おばあちゃんの分まで長生きしろよ。
◆『札幌アンダーソング ラスト・ソング』(角川文庫)が今月の25日頃に発売になるはずです。〈札幌アンダーソング〉三部作の完結編です。そもそもシリーズにはならないだろうなぁと思っていたのですが予想に反してちょっと売れてしまって(^_^;)、三部作になりました。札幌の街で暗躍する天才〈山森晴行〉と、札幌の地で生きる同じく天才で自ら変態の専門家と名乗る〈志村 春〉の戦いの物語。本当に変態の探偵を描こうと思いついたアイデアなんですが、やはりそこはそれ、自主規制がいろいろ入りまして表面上はおとなしめになっていますが、よく読めば本当にこの主人公は変態です。いろんな意味で。バックボーンにした北海道開拓の歴史の暗部ともいうべきものも、匂わすだけにしておきましたが、まぁ激動の明治時代です。そりゃあもういろいろあったのですよ北海道。もちろん地元ですので入念な下調べはしてあります。申し訳ないですが、三部作なので、『札幌アンダーソング』『札幌アンダーソング 間奏曲』(角川文庫)を順番に読んでいただかないと話が通じません。軽く楽しめる物語になっています。どうぞよろしくお願いします。

春を待つ季節2018年01月19日

◆そこそこ雪が降った一日。
◆新年に入ってもまったくここを更新できなかった。つまり原稿が上がっていなかったということ。〈東京バンドワゴンシリーズ〉の新作である『ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン』はようやく書き上げたけれど(まだ編集さんが読んでいるところだけど)、どうにもならなくて他社の連載を何本か休んでしまった。しかも〈チーム東京バンドワゴン〉にもスケジュールの大幅な見直しを強いてしまった。関係部署の担当さんには本当に申し訳なく思っている。言葉で謝っても気持ちが済まないので担当編集さんに大好きな菓子折りでも酒でも肉でも持って土下座したいところなんだけど、何だったら殴ったり蹴ったりなじってもらったりしても構わないんだけど、北海道にいるのでそうもいかない。まだ遅れは取り戻せていない。とにかく一本一本、遅れに遅れた原稿を書くことでしかお詫びできないのだ。とにかく書きます。
◆今年の目標こそちゃんとスケジュール通り進行させるってのを掲げたい。いや既にもう遅れまくっているんだけど、何とかここから必死のリカバリーをかけたい。写真は戌年なので亡き愛犬。笑う門には福が来ます。
◆(と、原稿が遅れたり休んだりしたことを考えているとどんどん落ち込んでいくので切り替える)
◆毎年書いているけれど、1月からは僕の中ではもう〈春を待つ季節〉だ。そう、もう厳しい冬は来ない。もちろんまだまだ寒い冬は続くんだけど、この先に来る季節は春だ。大変な思いをして雪国の冬を過ごさないで雪のない地方へ引っ越すこともできるんだけど、しないのは面倒臭がりってのもあるけれど、厳しく辛い冬を乗り越えた先に来る〈春〉を味わいたいと心の奥底で感じているからじゃないかと思う。
◆今年も書きまくっていきます。新しい連載も始まる予定が数本あります。今年は57歳。もう初老なんだろうけど、老人の中ではいちばんの若手なんだろうから気持ちはいつまでも新人のつもりで。
◆北海道日本ハムも北海道コンサドーレ札幌も新しい陣容でスタートしている。球春ももうすぐそこだ。
◆で、本当にスケジュールがガタガタになっているので、また当分ここの更新も滞ります。申し訳ない。

良いお年を!2017年12月31日

◆晴れ。
◆マイナス15度まで下がった朝でダイヤモンドダストがあちこちで見られる。小さい頃から冬になればごく普通に見られる光景なので特に嬉しくも何ともないのだが、通勤している頃に駅のホームで電車を待っているときにキラキラ輝くと「あぁ絵になるよなぁ」と思ったもんだ。
◆今年も終わってしまう。毎年のことなのに今年中に書かなければならない原稿が上がっていない。担当編集さんには既に泣き言の連絡を入れてあるけれど本当に申し訳ないと思う。今年こそちゃんと仕上げるつもりだったのに結局書き上がらない。もちろんわざとやっているわけではない。
◆こういうときには本当に落ち込む。情けなさとどんどん過ぎていく時間に胃が痛くなるし食欲もなくなっていき、ちょっとした鬱状態になりかけることもある。あくまでもなりかけでならないところが私の長所だ。どう乗り切るかというと「書き上がらないんだからしょうがない」と開き直るのだヽ( ´ー`)ノ、まぁそれはジョークだけど、実際のところ焦っても何もいいことはない。とにかく、書くことだけに集中する。それしかないのだ(もちろん必死に書いてます。この日記は晩ご飯の前の休憩時間に書いています)。
◆相変わらずたくさんの原稿を書く一年が過ぎていった。単行本も文庫本もいつもの年のようにたくさん出せた。本当にありがたい。僕の物語をおもしろいと買ってくれる読者さん、本を仕入れてくれる書店さん、そして執筆依頼をしてくれる編集さんに出してくれる出版社さん。今年も本当にありがとうございました。
◆表現する場を与えられた幸運な人間として、自分の中にある物語を全部描き出していきたい。それが受け入れられるかどうかはわからないけど、読んだ人の生活の中にほんの少しでも幸せな光を与えられるような物語を。それは来年も変わりなく続けていこう。
◆毎年言っていますが、「良いお年を!」。この言葉を掛け合うことが出来る時間が好きです。どんな時代であろうとも、その言葉を掛け合うもの同士が未来に希望を見ている気がします。
◆良いお年を。来年もよろしくお願いします。

メリークリスマス2017年12月25日

◆昨夜からの雨で道路はもうひどい状態。
◆お察しの通りにずっと原稿を書いている状態で、ここの更新も止まっていました。書こうと思えばほんの十分ぐらいで書けるんですけどネタもないし気ばかり焦るしで書けなくて申し訳なく思っています。
◆ここ何年も我が家ではクリスマスや年の瀬というのはまったく関係のない状態が続いているのです。とりもなおさずそれは書き下ろしである〈東京バンドワゴン〉の新作を書くのがこの時期だからです。本来ならもう原稿は上がっていなきゃならないのに、上がっていません。それどころか稚内の野寒布岬まで車で逃げたいぐらいに進んでいません。もちろん必死で書いてはいるのですが、本当にごめんなさいと担当編集さんに謝っています。いや本当にね、自分を情けなく思っているんです。本当にです。
◆妻にも申し訳ない。本当ならクリスマスだから夫婦二人でお食事に行ったり映画を観に行ったりしてもいいのに、家の中にはクリスマスのクの字もありません。何故ならクリスマスのことを考えるだけで僕の胃が痛くなるからです。なので、ひたすら〈いつもの日々〉を過ごしています。まぁもうクリスマスも過ぎちゃってあとは年末正月までに本当に原稿が上がるかって話なんですが。
◆本当なら、クリスマスは大好きです。もう子供も家を出てそんなこともしなくなったけど、何度サンタさんを演じるために冬の街を駆けてプレゼントを買いに行ったかわかりません。今日の朝の子供たちの喜ぶ顔を見たくて、夜中にそっとプレゼントを置いた最後の日はいつだったか。長男と次男の年が離れているので、もう事情をわかっていた長男も次男のために話を合わせてくれたのも懐かしい思い出です。
◆世界中の人が、この日だけでもその言葉を言うだけで少し優しくなれるような気がします。
◆メリークリスマス。
◆そして次の更新はたぶん大晦日です(^_^;)。原稿が上がることを祈ってくださいヽ( ´ー`)ノ

福井の緑の庭で寝ころんで宮下奈都さん2017年12月11日

◆札幌は雨後晴れ。
◆積もった雪が雨でもうぐちゃぐちゃになり、その雪が排水溝を塞いで道路が冠水したり北海道はいろいろ大変だった。二、三日留守にしていたので我が家の前がどうなったか心配だったけど、まぁまぁ普通のひどい状態で済んでいたので一安心。いやぐちゃぐちゃになった雪をどかすのに疲れたけどね。まぁ許容範囲だった。
◆福井市桜木図書館さんの10周年企画で講演をしてくださいと頼まれて、行ってきた。福井市の図書館での講演はこれで二回目で、まぁ僕みたいな三文文士呼ばなくてもいいのにと思ったけど(^_^;)、せっかくのご縁なので喋ってきました。
◆福井市との縁は、まず義姉が福井市出身だということ。それと何と言っても(物語内)妹である小説家の宮下奈都さんがいらっしゃること。おお考えたら義姉と(偽)妹という奇跡ヽ( ´ー`)ノ。今回も宮下さんがお友達などにたくさん宣伝してくださっていたみたいで本当にありがとう妹よ!
◆前回の福井市での講演以来で、宮下さんともお会いしてきました。一緒に『つむじダブル』を書いたりトークイベントやサイン会をしてきた宮下さんは、変わらずスイートでセンシティブで含羞んだ笑顔がステキでした。そうそう、新刊のエッセイ集『緑の庭で寝ころんで』(実業之日本社)にサインをしていただいてしまいました。実はこの本には僕のこともこっそり書いてあるそうですよ! 名前は失礼かと思って出してないとか。どんどん出してもらっていいのに!ヽ( ´ー`)ノ
◆そして講演会にはなんと150人を超えるお客様に来ていただきました。びっくりです。そんなに集まっていただいたのはおそらく初めてじゃないでしょうか。用意した椅子が間に合わずに追加したとか。楽しんでいただけたでしょうか。本当にありがとうございました。図書館の皆様、書店の皆様、そして手伝ってくれたPHPの皆様、お疲れ様でした。僕自身も楽しい一日を過ごさせていただきました。
◆札幌近郊から福井へ行くのはいろいろルートはあるのですが、何といっても12月。吹雪いたりして飛行機が飛ばなかったりしたら本当に困るし、小心者なのでそういう心配をするのは嫌なのでいちばん安心な、飛行機の便数も多く何かあってもいろいろ手段はある東京経由で行きました。せっかくなので東北新幹線に初めて乗って金沢にも寄ってきました。帰りも東京経由で帰ってきました。
◆僕は基本出不精というか、自分の居場所でずっと過ごすのが好きなタイプ。でも、移動するならするで、ずーっと旅をしていたいというタイプでもあります。一年中旅する作家として過ごしてもいいなぁとは思うのですが、まぁ今のところは北の地で過ごしています。
◆旅をするとやはり原稿を書くペースは落ちます。早く書かなきゃ。

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