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2012年1月の日記

1月1日(木) 謹賀新年
◆故郷の旭川市は晴れ。louisarumb
◆新年明けましておめでとうございます。昨年中は本当にお世話になりました。今年もがんばっていい作品を書こうと思います。
◆twitterでもお知らせしましたが、今年の予定、まずは単行本新刊は今月に『coffeeblues』(実業之日本社)、3月に『荻窪 シェアハウス小助川』(新潮社)、4月に『東京バンドワゴン本編新作』(集英社)、夏以降に『キシャツー』(河出書房新社)、『話虫干』(筑摩書房)が予定されています(あっ、ひょっとしたら『娘の結婚』(祥伝社)も)。文庫は『オール・マイ・ラビング 東亰バンドワゴン』、『HEARTBEAT』、『キサトア』、『わたしとトムおじさん』が予定されています。その他にも書き下ろしで〈集英社みらい文庫〉さんからと、幻冬舎文庫〈ザンティピーシリーズ〉を予定しています。ひょっとしたら他にもあるかもしれません(^_^;)。今年も出し過ぎです済みませんよろしくお願いします。
◆今年は去年より突っ走りたいと思います。ROCK 'N' ROLL!!ですから転がり続けないと苔が生えてしまいます。そういう意味でもっと高度を上げられるように加速をつけます。そんな気持ちで一年間行ってみようかと。
◆明日の夜からは通常営業になります。
 

1月2日(金) 日々
◆穏やかな天候のお正月。fanky
◆帰宅しても雪かきしなくてもいいというのは本当に嬉しい。例年通り実家を二件回ってきたわけだが、子供が小さい頃は両方の実家合わせて一週間以上の帰省だったのだけど、ここ何年かは三泊四日になっている。ひょっとしたら長男が社会人になる来年からはパターンが変わるかもしれない。実際、いつ何時実家に帰らなくてもよくなってしまうかもしれない年齢だ。それも人生なのだと嘯ける年齢にもなった。写真は〈FANKY MONKEY BABYS4〉。いいお笑顔だ。
◆たぶん一年ぶりに何時間もテレビを観続けたのだけど、まぁ相変わらずだ。バラエティを観るコツはとにかく何も考えないこと。考えてしまうと全ての魔法が解ける。そういう意味ではディズニーランドもバラエティ番組も同じなんだろう。その質の高低はともかくとして。
◆2012年、世の中は変わるのかもしれない。変わらないのかもしれない。とりあえず希望としてはどんなに変わってもサッカーワールドカップだけは未来永劫続いてほしい。
◆ただ日付が変わるだけなのに、気持ちを新たにできるのが新年の良いところ(^_^;)。実家巡りも終わって僕の正月も終わった。今日からはいつも通り、原稿を書き続ける日々。がんばろう。とにかく、がんばろう。

1月3日(火) 日々
◆晴れたり雪が降ったり。narazumono
◆毎年この時期に書いているけど、1月になると気持ちが少し軽くなる。新春なのだ。新しい春。北海道は雪に閉ざされる厳しい冬の真っ最中、12月までは冬がどんどん厳しくなるというイメージなんだけど、1月になればそれは〈春を待つ季節〉になるからだ。もちろん冬はこれからが本番。積雪も1月がいちばん多いし、寒さは2月がいちばん厳しい。それでも、もう〈春を待つ季節〉なのだ。土の匂いが立ち上がってきて緑が芽吹き出す生命の力強さを感じる北国の春。ひたすらそれを待つ冬も、そんなには悪くない。
◆写真はイーグルスの永遠の名盤〈ならず者〉。何度も書いているけど、北海道で三代以上続いている人の先祖は食い潰れ者か犯罪者かかけおち者のどれか(by 僕のじいちゃんがいつも言ってた)。表現は乱暴過ぎるけど、当たらずとも遠からじだと思う。小路家の先祖も脛に傷があって落ちぶれて新天地で一旗上げようとやってきたいわばならず者、アウトローだ。アウトロー上等。何もかもを失ってもそれでも前を向いて旅を続けるその気概だけは受け継ぎたいと思っている。
◆アジアに目を向けろ、という風潮があると思う。それはまぁ悪くはないと思うけど、イギリスを中心としたヨーロッパやアメリカの文化に触れて憧れ続けてきた世代としてはなんかイヤ。アジアではなく日本を見つめなきゃならないんじゃないのか。西欧の文化に触れ日本を見つめ直してきた先達がそうしたように。僕等は十二分に西欧の文化に触れそれを吸収してきた。吸収して新たに育った文化もある。誤った観点から捨ててしまった日本独自の文化も多々ある。日本は素晴らしい文化を育ててきた国なんだ。右とか左じゃない。美しいものを美しいときちんと子供たちに教える教育は必要だろう。

1月4日(水) 日々
◆雪が降ったり晴れたり落ち着かない天候。chttybang
◆何を信じたらいいんだろうと不安になる人がたくさんいたから宗教とか生まれたんだろうけど、何かを信じようとしなくてもいいのではないかとも思う。だって足が速かったら足の速い自分を信じるし、料理が上手だったら自分の腕と舌を信じるし、恋すりゃ誰だって相手の愛情を信じる。そんなもんでいいと思うんだけどどうなんだろう。たぶん、大昔から普通の人々はそうやって生きてきたと思うんだ。一部の頭は良いけれどひねくれものが理屈を捏ね繰り回して何かをでっちあげてきたんだろうと思う。
◆決して無常観というものではなく、明日太陽が風邪を引いたら地球なんかあっという間にどうにかなってしまう。必要以上に何かに脅えたり強迫観念に囚われる必要はないと思うんだ。明日も明後日もその次も犬の散歩をきちんとするってことでいいんじゃないかな。
◆写真は名作映画のひとつ『チキ・チキ・バン・バン』。小学二年生かそこらのときにこの映画を僕は映画館で観た。父親に手を引かれて観に行ったのだけど、その楽しさに観ている間ずっとワクワクドキドキしていた。帰り道だったか、後日だったか覚えてないけど、映画の車のミニカーを買ってもらった。それが嬉しくてずっと長い間その空を飛ぶ翼を持った車で遊んでいた。いつどこでそのミニカーが僕の手元から消えてしまったかも忘れたけれど、今も映画の楽しさと手のひらに乗ったあのミニカーの感触は覚えている。大切なのはそういうことだ。

1月6日(金) 日々
◆晴れたり雪が降ったり雪かきしたり。soredemo
◆酒は飲まないんだけど、最近「あぁ酔っぱらっちまえたらいいなぁ」と思うときがある。いや何が辛いことがあったわけじゃなくて、単純に気持ち良く酔えたらいいなぁと。というのも、酒を飲まなくなった原因というのが、アルコールが体質に合わないから。若い頃は酒の味を覚えて(覚えたのは16歳だ)それからはもうガンガン飲んでいた。まだ未成年の飲酒に寛容な時代だった。少し特殊な高専という学校だった環境のせいもあって(しかもミュージシャンを目指していたしね)高校時代から普通に夜に飲みに行っていた。19、20の頃はバーボンをボトル一本開けて朝まで飲んだこともある。ところが、酔わないのだ。いくら飲んでも気持ち良くならない。それどころか身体中かゆくなってくる。そして最後はリバースしてしまう。つまり、お酒を飲むメリットが何にもないのだ。宴会は好きだし、酒の味も旨いと感じるので酒場には入り浸っていたけど、そうだなぁ22、3にはまったく飲まなくなっていたかな。亡父も飲まない人だったので案外遺伝的な体質なのかもしれない。あぁ酒で酔える人がうらやましい。
◆なので、酒の上での失敗とかも一切無い。でも酒のボトルが大好きなので、今も机の上にはお気に入りのウィスキーボトルが何本か並んでいる。見てるだけで満足。写真はドラマ『それでも、生きていく』
◆なので、僕と一緒にお酒を飲むことになった方はどうぞ安心して飲んでください。ずっと素面ですから会計も家へ送っていくのも引き受けます。あ、もちろん家まで送るのは女性限定で。ええもちろん。

1月8日(日) 日々
◆晴れ。強烈に冷えた日。未明にはマイナス20度まで下がったらしい。sting25
◆そのせいか、昨夜夜に息子を塾に迎えに行ったとき、川霧がものすごく発生していてほとんど前が見えない場所があった。その先が全て停電してるんじゃないかと思うほどの濃霧。猛吹雪の中を走るよりははるかにマシだけど霧もコワイね。
◆噺家は世情のアラで飯を食い、なんてぇことを言いますが小説家もまぁ似たようなもんで世情と自分の人生を切り売りしてなんぼの商売。ただ、正直なところ世情のアラには目をつむりたいことばっかり。何せ意外に怒りっぽいもんで、世の中の頭に来るニュースを知っちゃうとそのことでむかっ腹が立って小説を書くどころじゃなくなってしまう。●●が●●してるなんてニュースを聞くとじゃあ●●に●●を向けてどうやって全弾ぶちこんでやろうかなどとゼッタイテロリスト認定間違いなしの妄想を頭の中で延々と繰り広げるものでなるべくそういうニュースは見ないように考えないようにしている。写真はstingの〈ベスト・オブ・25イヤーズ〉。
◆ま、そのテロリスト認定間違いなしの妄想を小説にするって手もあるんですけどね。作風変わっちゃうもんで。
◆まぁいろんな人間がいるから世の中おもしろいんだけど、洒落にならんことばかり目に付くと本当にイヤになる。昨日の日記のドラマじゃないけど、それでも生きていくんだけどね。だって、イヤになること多いけど、いいことだってあるんだから。

1月10日(火) 日々
◆晴れたり吹雪いたり忙しい。hamadakingo
◆雪は降っているんだけど気温が下がったためにパウダースノーばかり。雪かきが楽でよろしい(雪が軽いからね)。子供の頃の記憶を辿ると生まれは旭川市だったので常にパウダースノー。気温が上がったときには雪が湿って雪玉が作りやすくて喜んでいた。大人になった今は湿った雪が本当にイヤだヽ( ´ー`)ノ。写真は日本のAORの傑作、浜田金吾〈Gentle Travelin'〉。
◆各地での成人式のニュースが入ってくる。僕が二十歳のときと今の二十歳の若者との意識の違いがあるだろうか。あるだろう。これだけ社会が変わってきてしまっている。僕が二十歳の頃はもう全てがあってこれ以上何も生み出せないニューロストジェネレーション(あらかじめ失われた世代)なんて言葉があった。とんでもなかった。あれから世界はどんどん変わってコンピュータを初めとする様々なものが進化してそこから生み出されていったものが多くある。ただそれは、新しいものじゃない。変化しただけだ。いかんオチを考えないままに書いてしまった(^_^;)。まぁいいか。
◆どんな時代であろうと、諦めからは何も生まれない。それは事実だ。希望を持たなければ何も変化しないし、生み出されない。僕は頑張るけど、頑張らなくてもいいとかいう時代だから頑張らなくてもいいけど、希望だけは持て。希望を持たなきゃ、生きている意味なんかない。そして実は希望を持てば人間は自然と頑張るものなんだ。時代を変えろ。

1月11日(水) 日々
◆晴れたり吹雪いたり吹雪いたり。thelovewemake
◆一日二回の雪かきだけど、きっと明日の朝も雪かき。相変わらず気温が低いのでまぁ楽な雪かきになるだろう。さっきはマイナス10度だった。
◆言うまでもなく僕は能天気な人間なんだけど、どうしてこんな人間になったのだろうと考える。裕福な家に育ったわけではなく、親父はブルーカラーの上か下かで判断すれば下に属する家庭だった。玩具どころか文房具も満足に買ってもらえなくて淋しい思いをした記憶が多々ある。周囲がいい人ばっかりだったかと考えれば近所で暴行魔が出たり怪しい人もいたりでそうでもない。何しろかつての小路家は(今のじゃないよ)表面上は平和な家庭だったが実は(今にして思えば)けっこう複雑だった。〈東亰バンドワゴン〉の堀田家も複雑だけどそれに匹敵するぐらいいろいろあった。うーん、なんでかな。やっぱり空想の世界に遊んでいることが多かったからだろうか。
◆子育ては難しい。うちの息子二人は今のところ悪いことをするでもなく、ムダに大きな反抗期もなく、だからといって立派なことをするでもなく普通に育っている。変態でもないようだし(いやわからんが)、とりあえずストレートだ(本人たちに訊いたが女が好きだと言っていた)。父親は手本になるような男ではないが、まぁ見本にはなるような人生を送ってる。どうやら二人とも父親を反面教師にしているようで地道で堅実な人生を送ろうと考えてるようだ。それも良し。いやそれこそが大切なんだ。僕等のような商売は地道で堅実な人生を送る人たちの暮らしの中のほんのわずかなアクセントになってくれればいいようなものだ(あぁしまったまたオチがない)。写真はポール・マッカートニー〈THE LOVE WE MAKE~9.11からコンサート・フォー・ニューヨーク・シティへの軌跡〉。

1月13日(金) 『Coffee Blues』
◆晴れたり吹雪いたり。相変わらず気温が低い。coffeeblues1
◆そんな13日の金曜日に、今月の19日頃出るはずの新刊『Coffee Blues』(実業之日本社)の見本が届きました。これは『ジェイ・ノベル』さんに連載していたものを加筆修正しました。北千住の古い実家を改装して喫茶店〈弓島珈琲〉を営む弓島大(ダイ)は30歳。時代は90年代初頭。拙著『モーニング』で45歳の中年になっていたあのダイです。今回も彼が主人公ですが、『モーニング』に出て来た仲間は出て来ません。物語は、ダイの店で飼っている犬の〈クロスケ〉といつも遊んでいる近くの小学校の女の子、みいなちゃんがダイにお願いをするところから始まります。「お姉ちゃんを捜してほしいの」。何故みいなちゃんのお姉さんが行方不明なのか? 調べ始めたダイの元に、今度は過去からの声が響いてきます。ダイは、かつて恋人を失っていたのですが……という感じで進んで行きます。決して、楽しいワクワクする物語ではありません。タイトルが全てを語っていますが、コーヒーのように、ブルースのようにビターな空気が消えることはありません。そんなブルージーな雰囲気を吹き飛ばせとばかりに喫茶店の常連たちが活躍してくれます。むしろダイは完璧に脇役です(主人公なのに)(^_^;)。続編ではありませんから『モーニング』を読んでいなくてもまったく問題ありません。でも、『モーニング』を先に読んでいただくと、何度かニヤリとすることができると思います。どうぞよろしくお願いします。
◆シリーズになったわけではないのですが、これで19歳と30歳と45歳のダイを描きました(今作中では25歳頃の描写もあります)。こうなったら十年後に60歳になったダイを描いてもいいのかなと(^_^;)。それと、今作に登場する刑事の三栖良太郎が気に入ってしまったので、彼を主人公にした警察小説なんかもいいかなぁと。
◆書きたい話がどんどん増えて行く。書かせてもらえるように、もっと頑張ろう。

1月17日(火) 日々
◆おおむね晴れ。odorou
◆締切りがどんどん押せ押せになってしまっていて、またしばらく日記が途絶えそうです。まったくいつまで経っても成長しません。でも、スケジュール通りに書けるってものでもないんですごめんなさい(いいわけ)。
◆大体一日中机の前に座っているのですが、実際に原稿を書いている時間はヤバいときで一日6時間ぐらいじゃないかと。割りと緩いときにはその半分ぐらいな感じでしょうか。ひょっとしたら2時間ぐらいとかもあるかもしれません。じゃあ1時間でいったいどれぐらいの枚数書けるのかというと、あくまでも僕の場合ですが(筆はかなり早い方です)原稿用紙で10枚ぐらい(調子のいいときでね)でしょうか。そのペースがずっと保てればどんな大作でもあっという間に書けるんですけどね。
◆写真はフォロワーの方に教えていただいた〈踊ろうマチルダ〉というミュージシャンのアルバム『故郷の空』。知らなかったなーと思って経歴を見ると〈Nancy Whiskey〉の人だったんですね。そのバンドは知ってました。アイリッシュミュージックや、カントリーやブルーズの香りがする歌、かなり良いです。
◆今年こそ締切りに追われないできっちりやりたいと思っていたのだけど。いやまだ間に合う。なんとかフルスロットル、アクセルベタ踏みで遅れを取り戻さないと。

1月21日(土) 日々
◆晴れ。気温が低い。マイナス20度もいったらしい。tomwaits
◆また締切りに追われて日記の更新が滞っている。申し訳ない。まぁ書くことなどあまりないのだけど(^_^;)。連載を整理してみよう。今現在の連載は、宮下奈都さんと一緒に書いている『つむじダブル』がポプラ社『asta*』で。『オールディーズ・ロマンス』は小学館『STORY BOX』で。『娘の結婚』は祥伝社『Feel Love』で。『蜂蜜秘密』は文藝春秋『別冊文藝春秋』で。『スタンダップダブル!』は角川春樹事務所『ランティア』で。『石田荘物語』は『メタポゾン』で。それだけだったよね(^_^;)。それから、今年出るアンソロジーが2冊ほど、あ、3冊かな? あるはずです。そこにも原稿を書いています(これから書くものも)。まだ始まっていない新連載の予定が、えーと、二つほどあるはずです。言ってもいいよな。メフィスト賞出身なのにデビューして8年、ようやくメフィスト本誌で連載をしますヽ( ´ー`)ノ。あと、PHPさんの『文蔵』でもまた連載を始める予定です。それから、あ、朝日新聞出版さんとかも。東京創元社さんでも予定はあったけどどうなったかな(^_^;)。徳間書店さんとか早川書房さんとかもどうなったかな。確認しなきゃ。
◆とまぁ、本当にありがたいことに僕は仕事に恵まれています。マジでありがたいです。こんな風に恵まれているうちに、もっと高いところを目指さなきゃならないのになんだか低空飛行を続けているような気がする。本当に頑張らないと。書きます。
写真はトム・ウェイツ『バット・アズ・ミー』

1月23日(月) 日々
◆雪がチラついたり晴れたり。item14
◆少し気温が上がって、パウダースノーだったのがべたつく雪になってしまった。これを繰り返して春に近づいていく。
◆東京に拠点を作ることも考えていないわけでもない。そりゃあまぁうなるほどお金があるのならマンションでもポンと借りて、適当なときに何週間か居て、なんて暮らしもできるだろうけどそうもいかない。実際今のように自宅の一室に引きこもって原稿書いているのがいちばん楽なのだ。問題は日々溜っていく資料の山だ。これをどうにかするためには、今の自宅を改装するかあるいは別の場所に執筆拠点を作らなきゃならない。最近考えるのは終の住み処だ。果たして今の自宅を終の住み処とするのかどうか。いろいろ考える。
◆自分で動かなきゃ何も変わらないというのは何度も経験済みだ。経験済みだけど、何かを大きく変えるためには大きな決心がいる。自分のしがらみを全てひっくるめて変えなきゃならないのだから。
◆最近、友人が大きな決心をした。したからといって上手く行くとは限らない。ただただ、友人のこれからの人生に幸多かれと祈るのみ。むろん、友人なのだから出来ることは何でもしてやるつもりだ。
◆思えば僕は50年の人生で、二度自分で大きな決心をした。いずれもその基準は、自分の好きな方へ、だった。人生なんとかなる。ならないかもしれないけど、なんとかなる。運が悪けりゃ、死ぬだけさ。写真は〈007製作50周年記念Blu-rayBOX〉

1月25日(水) 日々
◆晴れ。寒い日。shall
◆昨日は打ち合わせが二件入っていたので(っていうかその日にまとめた)久しぶりに札幌へ。いつも家に閉じ篭もって書いているのでたまにたくさん人のいるところに出ると疲れる(^_^;)。人間慣れって凄いよね。そういえば会社を辞めてしばらくしてから呼び出されて少し会社仕事をしたとき、ものすごい疲れて、会社って疲れるところだったんだなぁと思ったっけ。
◆大して書くこともないし、自分に活を入れるためにも宣言しておこうかな。今年はめちゃカッコいいハードボイルドと、ものすごい超弩級ファンタジーを書こうと思っている。構想は既にあるので、後はいかに粘り腰で書いていけるかだ。不安は飽きっぽいところだな(^_^;)。
◆大体僕は書いている途中で飽きてしまう。特にラストまでの道筋が見える七分目ぐらいがアブナイ。読む人が読めば「あぁここダレてるな」と判るんじゃないかと不安になるぐらい(^_^;)。サッカーの試合で90分集中し続けるのが難しいのと同じで、テンションを保って書き続けるのはこれでなかなか難しいのだ(まぁそんなこと言ってられないのだが)。写真はシャルロット・ゲンズブール〈ステージ・ウィスパー〉
◆書きたいものは偉大な先人たちが既に名作として遺している。僕等はそれをハードルにして、いかにして飛び越え乗り越え、それより高みへ持っていけるかを考えなきゃならない。肝に銘じておかないと。慣れてしまうのがいちばん怖い。

1月28日(土) 日々
◆また局地的大雪。もういいです。moneyball
◆広告業界出身のせいなのかどうか、僕は常に〈今〉を知っておきたい。むろん興味のないことはどうでもいいがそもそも興味のないことなんかほとんどない。世の中のありとあらゆる動きに対してその〈肌触り〉ぐらいは掴んでおきたい。そういう感覚さえ掴んでおけばいざというときには何とかなる。何とかなるようにしておきたいと思っているタイプの人間だ。それが作風にどうのこうのじゃなくて(もちろん作品に関わってくることもあるだろうけど)。だから実は世の中のあんな事やこんな事やそんな事にもけっこう通じていたりする(ご想像にお任せします)。だからもしインタビューで「○○についてどう思われます?」と訊かれて「いやよくわからないですね」と答えたら(こいつ○○でなんか後ろ暗いところあるな)と見当が付くのではないかとヽ( ´ー`)ノ。
◆知らない、というのは悪いことじゃない。知ろうとしない、ことは罪だと思う。
◆写真は映画『マネー・ボール』。やっぱり野球はいいよね。ドラマだよね。今はサッカー大好きだけど、物心着いた時からずっと野球を観てきたんだ。やってきたんだ。自転車には必ずボールとグローブとバットが付いていた。文字通り付いていたんだ。軟式ボールはスポークにはめこんでいたしグローブはハンドルに通していたし、バットは荷台の穴に通して空き地を目指して走り回っていた。

1月29日(日) 日々
◆今日も雪狩り。snow
◆ちなみに雪狩りとは、雪かきって言うより雪狩りって言った方がテンション上がるかなって思って使っています。本当に今年は雪が多くてなおかつ気温が低いのでどんどん庭に積もっていく。もう隣りの家が見えないほど。
◆ある女優さんとカフェで楽しく話し込んでいる夢を見た。その女優さんのファンでもないし出演した映画もドラマも観たことないのに。何故そんな夢を見たのかさっぱりわからない。でも店の雰囲気や、話した内容や、女優さんの見せる表情なども起きた瞬間は克明に覚えていた。時間が経った今もかなり覚えている。とてもいい時間を過ごしたという感覚が残っていた。不思議だったなぁ。正夢ならまぁとても嬉しいけど(^_^;)。ちなみにものすごい人気女優さんです。
◆僕は女優さんやアイドルに夢中になったことがない。ファンになったことがいないのだ(ファンになったのは全部ミュージシャン)。何故かと言われても困るけど。まぁ綺麗な女性は皆さん好きってのはあると思うんですが。あぁでも弱いタイプはいるかな。原田知世さん的な雰囲気の方には弱いな。写真はフィービ・スノウ〈薔薇の香り〉