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Diary

二十歳の頃の僕はといえば2017年01月08日

◆晴れたり曇ったり。穏やかな天候。
◆次男は本州の大学に行っているのだが、正月で帰ってきている。地元の成人式に出てから大学のある町に戻るそうだ。まぁ彼は僕と同じ四月生まれなのであと三ヶ月もすると21歳なのだが。同級生たちとさんざん騒いでまた大学に戻っていく。
◆成人式だ。新成人の皆様、おめでとうございます。
◆自分が二十歳の頃にどんなことをしていたかと考えると、長男も次男も随分と真面目な男のような気がする。たぶん、僕が普通の人よりもかなりろくでなしだったせいかもしれないけど。
◆喫茶店でバイトしていた。ライブパブでもギター抱えて歌いながらバイトしていた。体重がいちばん少ないとき48キロしかなかった。もちろん彼女はいた。たくさんいたような気もする。気のせいかもしれないけど。ミュージシャンになると思っていたけどたぶん無理だなとは考えていた。じゃあどんな仕事をしようかなんて考えたこともなかった。なんとかなるだろう、などとも思っていなかった。要するに何も考えていなかった。大学には戻る気はまったくなかった。年上の女性と付き合ったこともあった。後からその女性の結婚式で教会から出てくるところを遠くから見ていた。自転車を盗まれた。デザイナーズブランドが流行って、ヨージヤマモトとかCPカンパニーとかアニエスベーとか買い始めた。酒は体に合わないから飲まないようにしようと思い始めた。煙草はマルボロを吸っていた。毎日自分の部屋でサイフォンでコーヒーを落として飲んでいた。毎朝熱いシャワーを浴びるのが習慣になっていった。実家にはまったく寄りつかなかった。二人の姉にもほとんど会っていなかった。そういえば実家で飼っていた犬が死んだのもこの頃だ。
◆二十歳になったから何をしようとかは何にも考えていなかった。
◆つまり、どうしようもない二十歳だったような気がする。それでも振り返るとどうにかなってきた人生だから余計に性質が悪い。それらしいアドバイスなど何もできない。
◆皆さんの新しい日々が希望に満ち溢れたものでありますように。

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