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Diary

春を待つ季節2017年01月04日

◆曇り。穏やかな天候。
◆皆様、明けましておめでとうございます。どうぞ本年もよろしくお願いします。
◆ようやく〈東京バンドワゴン〉シリーズの新作を書き終えて(まだ担当編集ガールさんが読んでいる最中でこれから「ここが変じゃないですか?」とか「ここはもう少し書き込んでほしいな♡」とかの直しが出てくるんだけど書き上げてしまえばこっちのもんだヽ( ´ー`)ノ)心安らかに新年を迎える気持ちになっている。
◆しかし毎年締切りはわかっているのに、どうしてちゃんとスケジュール通りに書けないのか。もうここ七、八年僕はまともにクリスマスも年末も正月も過ごしていない。来年こそは、きっちり書き上げてクリスマスと年末と正月を心安らかに過ごすのをまずは今年の抱負にしたい。
◆1月に入って、北海道はこれからが積雪も寒さも本番だ。でも、気分的には、初春という言葉があるように、冬を迎える季節ではなく、春を待つ季節になる。そう、どんなに雪が降ってもマイナス十何度になっても、この先の冬はただ立ち去っていくだけで、やってくるのは春だ。なので、12月までの心持ちと1月からの心持ちはまるで違う。ただ、春がやってくるのを待てばいいんだ。そして春は必ずやってくるんだ。
◆もう子供は大きくなって家にいないので、この雪が降る町で妻と二人で暮らす必然性はまったくないんだけど、ないんだけど、やはり雪国の春はいい。雪が融けて、土の匂いがしてきて、何もかもが一斉に芽吹いていく様はいい。やってきた春の暖かさとやってくる初夏の爽やかさは何ものにも換え難いとは思う。
◆さて、一年が始まった。今年もスケジュールは詰まっている。たくさん書かせてもらえるのは本当にありがたい。もっときちんと考えなきゃならないことは山ほどあるように思うんだけど、まずは原稿だ。
◆今年も、書きます。どんな本が出るかは、また後日の日記で。

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