SHOJI YUKIYA OFFICIAL SITE sakka-run:booklover’s longdiary since 1996.12.18

Diary

『札幌アンダーソング ラスト・ソング』2016年03月25日

◆少し雪がちらついた日。undersonglast
◆穏やかではあるものの、気温が下がり目。春の格好で外に出ると寒くて震えることになってしまう。まぁ三寒四温だよね。そうやってどんどん春になっていく。個人的な感覚では今は春30パーセントという感じ。
◆4月生まれなので、もうすぐ一つ年を取ることになる。まぁこの年になるとさっさと老人と呼ばれる歳になってわがまま言い放題で黙れこのくそジジイとか言われたいぜと思っちゃうけどね(^_^;)。来月で55歳になる。孫がいてもおかしくない年齢だし社会的にも充分に年寄りで普通の会社なら部長か役員クラスだろう。でも作家としてはデビュー13年目なのでまだまだ小僧なんだぜ。作風からもこのまま〈永遠の若手〉ってポジションを保つのもいいかヽ( ´ー`)ノ
◆締切りに追われて日記の更新がなかなかできない中、『札幌アンダーソング ラスト・ソング』(角川書店)の見本が届きました。
◆天才で変態の専門家で美貌の少年が主人公というこのとんでもないおかしな設定の『札幌アンダーソング』シリーズもこれで終幕。相棒である刑事のキュウが殺人犯に仕立て上げられるところから始まり、札幌の闇の部分を仕切る黒幕との最後の対決を描きます。最初の構想ではもっと変態の部分でぶっ飛んだところを書こうとしていたんですがさすがに良い子も読む一般書では無理だろうという部分があり(^_^;)、若干大人しめの展開になっていきました。そこがちょっと残念といえば残念ですヽ( ´ー`)ノ
◆たかが百数十年という歴史の浅い北海道でなおかつ計画的に造られた札幌という街にも、実は結構歴史の闇に埋もれていったアンダーな部分がありまして、そのあたりを上手いこと書いてみたいなぁと思ったのですが、どうだったでしょうか。いつもそうなのですが、書き終わった後にもう少し何とかならんかったのかという思いが残ります。それが次を書く原動力にもなるのですが。軽い感じで楽しんでいただければ嬉しいです。

ページトップへ