SHOJI YUKIYA OFFICIAL SITE sakka-run:booklover’s longdiary since 1996.12.18

Diary

覚悟2016年03月13日

◆晴れ。暖かい日。letitbe
◆陽が落ちる頃に少し雪がちらついたけど、北海道も気温が上がってきてようやく春の匂いがしてくる頃。窓を開けることができる日も近いと思う。
◆北海道コンサドーレ札幌は前節大勝してホーム開幕戦に臨んだが、二万人ものサポーターを前にして連係ミスを連発して追いつかれて引き分けに終わった。何人かの選手が頑張ったのでそこそこ競った試合になったが、何人かの選手はまるで戦えていなかった。その差を今季は少しでも平均化して毎試合ちゃんと戦った試合にしなければならないのだが、少なくとも開幕三試合を見る限りでは100点満点中60点といったところか。次節に期待する。頑張っていただきたい。
◆〈小説家になろう〉というサイトを運営している会社がものすごく失礼なことをした(詳細を書くのも腹立たしいのでググっていただきたい)。無礼千万極まりないとはこのことだ。少なくともこの〈小説家になろう〉を運営している会社とは一切関わりたくない(まぁ関わりようもないのだが)、と、断言しておく。
◆とはいえその〈小説家になろう〉に作品を投稿している人たちは物語を書きたくてしょうがない人たちだろう。小説家になりたいのだろう。いわば同好の士だ。その人たちにまで悪いイメージがついては可哀想なので、そこはエクスキューズしておく。彼らはけっして悪くない。
◆作家になる前、何作ぐらい新人賞に投稿したかはもう忘れてしまった。たぶん、10作もないんじゃないかと思う。全部長編だ。それらはプロになってものになったかと考えれば、形を変えて現在の著作になったものが二、三はある。作品は書き上げれば上げるほど、それが財産になるというのは本当だ。とにかく、最初から最後まで書き上げることが大切。すべてはそこから始まる。
◆僕がデビューしたのは42歳だ。遅咲きの花と言われる年齢(まぁその花も小さいけどねヽ( ´ー`)ノ)。本当に小説家で生きようと思ったのなら、何歳でも遅くはないと言っても説得力はあるだろう。作家になるために資質は必要だ。天分や才能と言い換えてもいい。自慢じゃないが僕にもそういうものがあった(今にして振り返ればそう思える)。でも、それ以上に必要なのは覚悟だ。何があろうと書き続ける覚悟。小説家というろくでもないものとして生きていく覚悟。作家は職業であり生き方というのは本当だ。
◆それは何も小説家になろうとする者だけに必要なものじゃない。自分は何をして生きていくのかという覚悟は、誰しもが持たなければならないものだろう。ものすごーく、色んな意味で。専業主婦にだってそうだ。夫を支え子供を育てていくという覚悟がなければ、家庭だってうまく立ち行かない。もちろん、その奥さんの覚悟を夫もきちんと理解しないと駄目だ。
◆もうすぐ55歳のおっさんが言うんだから少しは説得力あるでしょヽ( ´ー`)ノ

ページトップへ