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Diary

煙草うんぬん2016年02月01日

◆雪が降って雪かきを二回。coffeec
◆軽くイラッとしてそれから空しく悲しくなったので書いておく。WHOが〈喫煙シーンのある映画やドラマについて、若者を喫煙に誘導する効果が高いと指摘する報告書を発表し、「成人向け」に指定する措置を各国政府が講じるよう勧告した。〉らしいのだ(ニュースからの丸写し)。原文がどういうニュアンスで書いてあるのか、またWHOの勧告にどれほどの強制力があるのか不勉強なのでわからないのだが、おおよそ間違いのないところなんだろう。
◆僕は喫煙者だ。しかし同時に表向きには善き社会人であると自負している。喫煙マナーはきちんと守っているし、もし、日本の法律で喫煙が禁じられたのならそれに素直に従うつもりだ(闇酒場ならぬ闇喫煙場ができたら通うかもしれないがそれは逮捕されてもいいと覚悟しての行為なので放っておいてもらおう)。けれども、そういうこととはまるで違う話だ。彼らは創造の表現の自由を侵そうとしている。
◆何を考えているのだろう。いや、彼らはきっと何も考えていないのだろう。彼らには何も見えていないのだろう。
◆以前、宮崎駿監督の映画『風立ちぬ』のときに日本禁煙学会とやらが要望書を出したがそれと同じようなものだ。彼らのことを考えると空しくなってくる。悲しくなってくる。哀れにさえ思う。度量の狭い人たち。狭量であると感じてしまう。
◆と、まぁできるだけ上品に書いてまいりましたが、要するにケツの穴の小せぇ野郎どもだ、ってぇことよ。
◆写真はジム・ジャームッシュの映画『コーヒー&シガレッツ』。これも素晴らしく良い映画。そして実はWHOの報告書は『こういう煙草を吸っているのがめっちゃカッコいい映画って多いんだよねーいやホントマジでおもしろいんだー若者に与える影響大きいんだよねー』って言ってるのである。いいか、格好良いものを規制なんかするな。

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