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Diary

ボウイと星屑と新しき日々と2016年01月12日

◆曇り。穏やかな日。nextday
◆昨日、成人の日にデヴィッド・ボウイの訃報が流れてきた。それこそ、僕が二十歳ぐらいの頃、ボウイはまさしくロック・スターとして世界中を駆け巡っていた。これほど〈ロック・スター〉という言葉が似合う人もいない。ビートルズもローリング・ストーンズもロッド・スチュアートもイーグルスも間違いなくスターだったけど、ただ一人、☆を背負うに似合う人を挙げろと言われたら、そこにデヴィッド・ボウイがいた。熱心なファンじゃない。その証拠に彼のアルバムは三枚ぐらいしか持っていない。それでも、ジギー・スターダスト以来、美しく紅く時には青白く燃える星のようなロック・スターの姿はずっと心の中にいた。どんなに憧れても完璧に手の届かない遠い遠い星として。
◆またひとつ、星が消えて、僕たちはボウイのいない世界を歩いていかなきゃならない。星屑の光を集めながら。
◆二十歳の頃、憧れていた人たちが消えていってしまう年齢にまでなった。新成人の皆さん、憧れをたくさん集めてください。好きなものをどんどん増やしてください。手が届かなくても憧れるのは、心に思うことは自由です。憧れるものや好きなものが増えていけばいくほど、人生は楽しくなります。その憧れを追うことに一生懸命になれるから。その憧れたものが消えていってしまう年齢になったとき、その数が多ければ多いほど、自分は何と幸せな時間を過ごしてきたことかと実感できます。どうぞ、ゆっくりと大人になって、それを確かめてください。確かめるために勉強して働いて遊んでください。世界を、巡ってください。この世に〈世界〉は山ほどありますから。
◆あなた方の〈新しき日々〉が、希望の光に包まれることを年寄りは願います。

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