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Diary

東京に来ている2016年01月08日

◆東京は冬に来ても暑い。tokyokoen
◆とある事情で新年早々東京に来ている。どんな事情かは内緒(^_^;)。まぁ新年早々大変光栄なことでやってきました。そのうちにお話できるかもしれません。
◆冬と夏はあまり東京には来たくない。冬は雪の具合で飛行機が飛ばない日にぶち当たるかもしれないし、夏はもう当然暑過ぎるから。ただまぁ、冬の東京は嫌いじゃない。何故なら、ちょうどいい気温だから(^_^;)。冬と思わなければ北海道の春先の格好で充分だからね。プラス10度なんて本当に春のようだわ。
◆今までに出した本のタイトルに〈東京〉が付くものが多い。『東亰バンドワゴン』に写真の『東京公園』、『東京ピーターパン』もあるし、今連載中の『東京カウガール』もある。そのうちにきっと他にも〈東京〉がタイトルについている物語を書くだろう。間違いなく。
◆別に意識しているわけではなく、たぶん僕の中で〈見知らぬドラマ〉が起こるのは〈東京〉という大都会だという刷り込みがあるんだろう。小さい頃から見ていたテレビドラマや映画の舞台はほとんどが東京だった。まっさらなイメージの中での物語化がしやすいんだ。じゃあ地元の札幌なんかはよく知ってるから書きやすいだろうという向きもあるだろうが、札幌は暮らす街だし知り過ぎていて逆にイメージとして物語化するのが僕にとっては難しい。生まれた旭川もそうだ。だから、今までに書いた旭川や札幌の物語はほとんどが実体験に基づくものが多い(まぁ『札幌アンダーソング』という例外もあるけど。あれは完璧にフィクションですからねヽ( ´ー`)ノ)。
◆人が暮らせばそこに物語は生まれる。それをすくい取って小説にする。暮らしを見つめる、感じる心がないと小説は書けない。できれば、それはずっと穏やかな暮らしの中であってほしいと願う。

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