SHOJI YUKIYA OFFICIAL SITE sakka-run:booklover’s longdiary since 1996.12.18

Diary

マンガのキャラクターとしての小路幸也はこんな感じ2017年06月22日

◆冷たい雨が降っていた一日。明日からは晴れるかな。
◆自分の顔、っていうのはなかなか客観視できないものだと思う。毎日毎朝鏡で自分の顔を見てはいるものの、他人から見てどんなふうに思われているのかっていうのは、わかんないよね。
◆小さいころから声には自信があった。何故かはわからないけど、「幸也ちゃんは良い声をしてるわねぇ」と皆に言われ続けてきたのだ。なので、その気になって小学校・中学校では放送部に入ってアナウンサーをやっていた。そこでも「良い声だねぇ」と言われ続けた。作家になってインタビューやら、ラジオに出たこともあるけれど、そこでも皆さんに褒められているので、自慢になってしまうが良い声をしてるんだろう(声変りはしたけれども、ほとんどイメージは変わらなかったみたいだ)。
◆しかし顔は、まぁ普通だ。今まで生きてきたどの時代の基準に照らしても決して良い男ではない。嫌悪感を抱かれない程度には普通だと思っているが、どっちかと言えば悪人顔だ。今回、機会があって人気マンガ家の〈うめ〉さんに似顔絵を描いてもらえることになって、それが写真のものだ。本人そっくりにではなく、あくまでも〈うめ〉さんのマンガに出てきそうなキャラクターに少し寄せた〈小路幸也〉として。だから、実物よりは70%増しぐらいでいい男にはなっているのではないかと思う。そして、あぁ僕は人様にはこんなふうに見られているんだなぁというのがよくわかって、とてもおもしろかった(うめさんありがとう!)。
◆人は心だ、というのは本当で、決して見かけではない。でも、人間は視覚の動物だから見た印象で決まってしまうものがある。だから、50半ばを過ぎて今更モテようなんて気はさらさらないが、写真を撮られて人前に出ることも多い商売なので、人様に不快感を与えないように、きちんとした男に見られるように努力はしている。そしてそれはとても大事なことだと思っている。
◆背筋を伸ばす、きちんと歩く、しっかりと座る、素直に笑う、人とちゃんと向き合う。そして、相手の話を聞いて、自分の話も聞いてもらう。お互いにそうしようと努力するだけで、毎日の暮らしは良くなっていくものだと思う。
◆ま、一人で部屋にいるときはだらーっとするのがいいけどねヽ( ´ー`)ノ

ページトップへ