logo2

Diary   Facebook   Books   Profile   Twitter   Olddiary  

2012年12月3日(月) 日々
◆晴れたり曇ったり。lifebeatles
◆またしても随分更新の間が空いてしまった。何度もいいわけしてますが本当に絶対不可能なぐらい締切りが詰まっていて毎日書いているのです。その枚数を聞けばおそらく全作家が泣くか胃炎で倒れるはずです(誇張)。なのでこのまま年末まで下手したら更新しないかもしれませんが(^_^;)、生きてますのでよろしくお願いします。
◆大谷選手がメジャーへ行くのか日ハムへ行くのかでまだ悩んでいるようだけど、いいんじゃないかな。悩んであたりまえでしょう。まだ高校生でこれからの自分の一生を決めるわけだからそりゃあ悩むってもんよ。後悔しないように(するかもしれないけど)自分の意志で決めるのがいちばん良い。
◆僕がその頃なんかただミュージシャンになることしか考えてなかったからなぁ。バカみたいに何も考えていなかった。なんとかなるんじゃないかっておかしな自信みたいなものだけ抱えていたな。
◆選挙って、議員って、地元のためにどうのこうのって考えをもう止めろよ。そんな時代じゃねぇだろ。日本という国をこの先100年どう作っていくかを考えろよ。『最終目的は世界恒久平和。日本が世界平和のフロントランナーになる』ぐらい筋道立ててプレゼンしろよ。もういいよお前ら全員消えろ。
◆クレージーハートにクールヘッド。国としての誇り、人としての誇り、共にこの時代に生きる人間として未来へ残すべきものを、未来へ繋ぐものを語れ。熱い心を抱えて、真摯な態度で時代に臨め。

12月4日(火) 闘志なきものは去れ
◆雨。雷。gonnakayama
◆この時期にこんなに雨が降ることは滅多にないのに降った。雷も鳴った。そしてそういう日にコンサドーレ札幌中山雅史が引退を表明した。正直言うと僕の中でもまだ〈ジュビロのゴン中山〉というイメージが強い。これで移籍してからずっとピッチに立ってくれていれば腹の底から〈コンサのゴン〉と言えたのだけど、残念ながらその姿は本当にごくわずかしか観られなかった。何よりもまず「お疲れさま」と言いたい。そして、「待ってるぜ」と告げたい。次に、彼の姿がピッチに現れる日を心待ちにする。
◆日本にはNAKAYAMAがいる。そう特集した雑誌もあった。スーパーサブとして日本代表を過ごしてきた日々。試合途中でその名が告げられ彼がピッチに姿を見せるとサポーターから怒濤のような地鳴りのような声援がいつも起きた。知らない外国人選手は「いったいどんな凄い選手が現われたんだ」と驚いたそうだ。それぐらい彼は、中山雅史は全てのサッカーサポーターに愛された存在だった。ある選手は「中山さんの背中を見つめるだけで心が震えた」と言った。どこまでも泥臭く、そして闘志を剥き出しにして、全身全霊でただひたすらボールを追い続けたFW中山雅史。記録を残し、そして記憶にも残り続ける唯一の存在。キングはカズかもしれない。でも、ジョーカーはゴンだ。その存在は常にどんな場面でも〈切り札〉だった。スターはヒデかもしれない。でも、トリックスターはゴンだ。その言動は常に僕らの心を沸き立たせた。彼より巧い選手はいくらでもいる。彼より凄い選手もたくさんいる。でも、中山雅史のような、僕らの心の奥の熱いものを呼び覚まし、胸を震わせる感情を呼び覚ます選手はきっともう二度と現われない。
◆彼は身体全身で言っていた。〈闘志なきものはピッチから去れ〉。その思いを、コンサドーレ札幌の若き戦士たちは感じてくれただろうか。闘志まだその胸から消え去らぬ燻り続ける中でも、去らなければならなくなった無念さを受け止めてくれただろうか。
◆札幌に来てくれてありがとうゴン。君がコンサドーレにいるというだけで僕らは胸を張ることができた。コンサドーレ札幌は中山雅史が選んだチームなんだぞと大声で叫ぶことができた。もし、いつかまたピッチに帰ってくることがあるのなら、コンサドーレ札幌のことも思い出してほしい。いつでも、待ってる。

12月11日(火) 日々
◆曇り。yoshidaakimi
◆誰が期待しているわけでもないだろうけどさすがに一週間も更新しないと気になってくる。何せもう16年も続けているこの日記なのだ。古い日記は見られるようにはしているけれど、トラブってリンクが外れてからまだ復旧させていない。いつかしようとは思っているのだけど。
◆さらにデビュー前の日記は封印してしまった。何故かというと一読者であるのをいいことに毎日読んでいた本をけっこうこっぴどく評しているからだヽ( ´ー`)ノ。まぁ正直それほど的外れではないとは思っているけれど同業者になったのだからとね。もう少し寝かせて老後に復活させて楽しみにでもしようと思っている。
◆毎日毎日必死でかつ淡々と書き続けております。原稿を待っている担当編集の皆様、何とか間に合わせようと一生懸命やっておりますのでもう少しお待ちください(間に合わなかったらごめ……いや何でもないです)。写真は吉田秋生さんの短編アンソロジー『夜明け』。
◆そしてこの忙しいのにtwitterで某編集さんの言葉に反応してエッセイの締切りを一本増やしてしまった……。だって007について書けるっていうんだもん。
◆実は〈007〉大好きだ。小説家にあるまじきだけどイアン・フレミングの原作小説はあんまり読んでなくて映画の方ばかり観てる(^_^;)。まだ小学生の頃に観たショーン・コネリーの007は本当によく覚えている。とにかくもう大人のカッコ良さ満載だった。外国人は皆スパイなんじゃないかと思ってた(^_^;)。新作『スカイフォール』はまだ観てない。なんとかして、超人的な力を発揮して締切りを全部片付けて観に行かなければ。

12月15日(土) サイン会
◆札幌も旭川も曇り。sugerbabe
◆やっぱり故郷の旭川は底冷えするなぁ、と、久しぶりに旭川市の駅に降り立ちました。旭山動物園ですっかり全国区になった旭川市は札幌から特急で1時間半(もかからない)。ジュンク堂書店旭川店さんが新刊『スタンダップダブル!』(角川春樹事務所)のサイン会を開催してくれるというので、お邪魔してきました。
◆ここでお知らせしますが、ファンの皆さんに「私の町でもサイン会を!」と嬉しいご要望をいただけるのですが、サイン会はあくまでも書店さん主催なので、そんなに売れてもいない私がサイン会を出版社に要望しても実現しないのです(^_^;)。全国の書店さん、小路は呼ばれればどこでも行きますので新刊発売の際はぜひヽ( ´ー`)ノ
◆サイン会はお陰様で、50名ほど参加をいただけました。概ね、ジュンク堂さんにご迷惑をお掛けしない人数が集まってホッとしました。留萌や富良野という遠くの町から駆けつけてくださった方もいらして、本当に感謝しております。皆様どうもありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
◆えーと、中学時代の同級生のHくん、それからバイト時代の先輩Oさん、わざわざすんません! 我が姉もありがとう。それから拙著『DOWN TOWN』に出てきた喫茶〈ぶろっく〉の仲間の皆様、感謝です。写真は〈シュガーベイブ〉の『SONGS』。
◆自分の作品が誰かの愉しみになったり、その人の心に何かを残しているということが、デビューして10年近く経ってもまだ信じられません。書く度に「まだまだだなぁ」と思います。そんな作品を好きになってくれる人がいることを胸に刻み、これからも書き続けます。
◆とりあえずは、年内の締切りが……_| ̄|○

12月25日(火) MerryChristmas
◆とにかく寒い日。吹雪も。bob
◆10日間も更新できなかった。もし楽しみにしている方がいらっしゃったのなら申し訳ない。年内の締切りをなんとか落とさずに仕上げるだけで精一杯の日々。毎日ずっと机の前に座って書いているだけでした。皆さん楽しいクリスマスを過ごしましたでしょうか。毎年のことながらとにかく書いていました。ありがたいことです本当に。
◆子供も大きくなったのでツリーも飾らなくなったし一切クリスマスっぽいことをしなくなった。いやこれで余裕があればいろいろやりたくなる性分ではあるのだが。まぁとにかく今年も平穏無事にクリスマスが過ぎてあとは年末正月だ。贅沢は言わない。とにかく平穏無事がいちばん。
◆世の中の動きをまったく気にしてなかったけどとりあえずコンサドーレユースが大会で優勝した。それも圧倒的な力の差を見せつけてくれた。彼らの中から6人が来季トップチームに昇格する。二年後に期待しよう。まさしく道産子の黄金世代が出来上がるかもしれない。
◆そして無事に大谷くんは札幌に来て、日ハムへの入団記者会見。良かったね。来年を楽しみにしている。あぁもうサッカーもプロ野球も今から来年の球春が楽しみだ。
◆自分へのクリスマスプレゼントは……特にないなぁ。まぁいつも好きなものを買ってるし。写真はボブ・マーリー〈ルーツ・オブ・レジェンド ブルーレイ〉。
◆あ、年賀状は妻に任せきりだったけどなんとか投函しました。うん、やっとそういう時期だってことを実感してきたよ。

12月26日(水) 日々
◆猛吹雪で大変。elephantbest
◆朝になって積雪があったので雪かきしたのに昼過ぎから猛吹雪になって夕方にまた雪かき。毎度のこととはいえ、雪国はつらいぜ。そろそろ年寄りになってきたので除雪機を導入しようかと思っているのだけど、除雪機って実はすぐ出動できなきゃ困るんだよね。我が家はすぐ出せる位置に除雪機を置ける場所はないのでどうしようかと。除雪機一台のために物置を改築するのもなぁ、と。まぁまだ十年は身体は動くから大丈夫だと思うけど。◆年末の締切りを終えて油断してはいけない。実は新年早々の締切りもありがたいことにたくさん詰まっているので。なので前倒しで書いていかないとまた自主缶詰め状態になってしまう。頑張れ俺。
◆でも実は今、足元には〈WiiU〉が箱のまま置いてある。開けるべきか開けざるべきか。いやまだ開けちゃいかん。
◆一人暮らしを始めた十九、二十歳の頃、クリスマスにはいつもアガサ・クリスティーの小説を読んでいた。大昔にそういうキャンペーンがあったからだ(確かイギリスでだと思う)。その時期、思いっきり敵を作る発言だが僕はモテていた。女の一人や二人や三人や四人は簡単に確保できた(殴ってもいいよヽ( ´ー`)ノ)。でも、クリスマスは一人で過ごすと決めて、ボロいアパートの一室でアガサ・クリスティーを読んでいたのだ。今なら小一時間ほど問い詰めたい気持ちにもなるが、でも楽しかったな。外は雪でストーブの上に乗せたヤカンがシュンシュンいっててその前でコーヒー飲みながら『オリエント急行殺人事件』とか読んでいたのだ。ああいう時間を、今はもう持てないからな。写真はエレファントカシマシ〈THE BEST 2007-2012 俺たちの明日〉

12月27日(木) 日々
◆晴れたり吹雪いたり。thunderbird
◆まぁ雪国の方なら除雪車の理不尽さに毎年泣くことを覚悟していらっしゃるだろうが、何とかならないものかと毎年思う。今はいろいろと制約があるらしいのだが、頼むから玄関先に雪塁のようなものを作るのは勘弁してくれ。
◆イギリスのTVプロデューサーであるジェリー・アンダーソン氏が死去された。彼が手掛けた作品『海底大戦争スティングレイ』、『ジョー90』、『サンダーバード』、『キャプテンスカーレット』、『謎の円盤UFO』。このすべてを観てきた。子供の頃に観たこのテレビ番組がどれほど僕の想像力を育ててくれたか語り尽くせない。大好きだった。観た翌日にはクラスで必ず話題になった。サンダーバードの玩具が欲しくてサンタさんに頼んだこともよく覚えている。ジョー90のような秘密任務に就く子供になりたいと真剣に思った。僕のSFの感性は全部ここにあるといっても過言じゃない。あなたのおかげで幸せな時間を過ごすことができました。楽しい空想の世界に遊ぶことができました。ありがとうございました。限りない感謝を込めて。写真は〈サンダーバード ブルーレイコレクターボックス〉
◆本当に、おもしろかったなぁ。夢中になって観ていた。何度もここに書いているけど、僕らの世代はテレビっ子と呼ばれた最初の世代で、同時にテレビが黄金期を迎えていたのだ。いい時代に育ったなと思う。
◆そうそう、〈007〉の映画シリーズを見返していて、昔と今の感覚の違いに思ったことがあったのだけど、それは長くなるからまた別の機会にしよう。

12月28日(金) 日々
◆曇り。比較的穏やかな日。bornlegacy
◆年末に帰省する予定なのだが天気予報は北海道全域吹雪一択状態。どうしたもんだかと悩むがどうしようもない。覚悟して進むしかないのだ。皆様も年末年始、帰省の際には事故などに充分お気をつけください。
◆父が亡くなったのは11年前。ちょうどこの時期から危篤状態が続いて、週末に実家に帰る毎日が続いていた。息を引き取ったのは1月の半ば。とにかく忙しい日々だった。いろんなことが立て続けに起きていた。そして、父の思い出を整理する意味で生まれ育った町を舞台にした『空を見上げる古い歌を口ずさむ』を書いて、それがメフィスト賞を取って、作家としてデビューできたのは9年前だ。父が取らせてくれたのかな、と思った。デビュー作を手に取ってもらえなかったのは、心残りになっている。生きていたらきっと、自分が働いていた会社の社宅を舞台にした小説だから、昔の仲間に自慢しまくったのに違いない。そんな父に苦笑いをしたかったな、とも思った。
◆幸い、まだ存命の母は、知人や友人や近所の人に僕の本のことをいろいろ聞かされるという。少しは親孝行できたかな、とも思う。
◆でも、自分はまだ何も成し遂げていないという焦燥感は消えない。消してたまるかとも考えている。まだまだ書き足りないし正直ロクな作家じゃねぇだろうと思う。執筆依頼があるからって、やたら本を出してるからっていい気になるなよ小路幸也。
◆ということで引き続き書いています。まだ〈WiiU〉の箱は開けてません。開けてませんよ。開けてないってば。写真は映画〈ボーン・レガシー〉。

12月29日(土) 日々
◆晴れ。穏やかな日。嵐の前の静けさだったら困る。charzigzag
コンサドーレ札幌は紆余曲折はあったもののどうやら来季の陣容はほぼ固まったようだ。ユースから6人が昇格しておおむねとんでもなく若いチームが出来上がろうとしている。そして社長もOBである野々村氏が就任する。たぶんJで初のOB社長だ。野々村さんのざっくばらんな人柄は皆が知るところだろうし、色んな意味で新しい風を吹きこんでくれるのに違いない。若いチームは今まで何度も経験しているけど、そこには間違いなくがむしゃらな強さがある。それをトップがきちんと舵取りしてくれれば、結果はついてくる。期待したい。
◆真っ当なものをねじ曲げてしまっているマスコミはいったい何を考えているんだろうかと思う。自分たちが正しいと思っているのだろうか。そんなことをして何になると言うのか。もちろん人は簡単に洗脳されてしまうとはわかってはいるけれども、自分たちの立ち位置を考えたらおのずと自分のやっていることがおかしいと気づくはずなのに。
◆悲しいことだけど、今日本のテレビ・新聞・ネット・雑誌もろもろのマスコミは全部信用しない方がいい。もちろんきちんとしているものもあるが、気になったことがあったのなら、ありとあらゆる手段できちんと確かめてから自分の見解を持った方がいい。その判断の基準、羅針盤になるものはただひとつ〈人として正しいかどうか〉だと思う。人として正しいかどうかすら判らないっていうのなら幼稚園の先生に聞いてみなさい。写真は〈Char〉の『ZIG ZAG ZONE-LIVE』。

12月30日(日) 日々
◆曇ったり雨が降ったり。rockofages
◆学校の寮で暮らしている次男が帰ってきて家族が全員揃った。一人増えるだけで家の中が騒がしくなるものだ。明日は帰郷。数日間の年末正月。
◆実家に住んでいた頃、母が長女だったこともあり、我が家は親戚の集まる家だった(父に親兄弟はいなかった)。そしてまた母方は九人姉弟だったのでまた随分にぎやかだった。最低でも三家族ぐらいが集まって年末と正月を過ごしていた。年の近いいとこたちもたくさんいたので、本当に騒がしかった。今思い返せば、いい正月を過ごしていたんだなと思う。いとこたちもすっかりおじさんおばさんになっているので顔を合わすのは法事ぐらいしかないのだが、会えばその頃の話になる。兄弟とはまた少し違う血の繋がりというものを感じるのが、いとこ同士じゃないか。我が家の息子たちにもいとこは合計六人いる。今はそれこそ正月ぐらいしか会わないが、そのうちにまた何かの折りに、懐かしい話に花を咲かせることもあるのだろう。
◆そういう話をするといつも思い出すエピソードがあるのだ。小学生の頃に一緒に夏休みに旅行したひとりの美少女の思い出なのだけど、そして確かに間違いなく親戚の子なのだけど、いまだに彼女が誰だったのかわからない(何せ親戚が多いんだ)。会ったのはたぶんそのとき一回きり。母も老いてその当時のことは覚えていない。このまま永遠に謎の思い出になると思う。何があったかは、詳細はここではちょっと書けない。そのうちに小説の形にできるかな。写真は映画〈ROCK OF AGES〉

12月31日(月) 良いお年を
◆晴れたり曇ったり。chisanakoi
◆いつものように実家で過ごす予定だったのだけど、今朝方息子が突然ノロウィルスに感染の症状。病院に行って、こりゃダメだと帰省を断念しました。ノロ自体は健康な若い連中なら点滴でも打って薬飲んで安静にしていれば長くても二三日で回復するのだけど、実家の母にうつったらちょっと洒落にならない。幸いまだ息子以外に症状は出てないけど、この先家族の誰が発症するかわからない(^_^;)。というわけで、結婚してから二十四年、初めて自宅で過ごす大晦日と正月になりました。
◆今年も、信じられないほど多くの作品を出すことができた。これも僕の作品を好きになって買ってくれている読者の方、売ってくれる書店員さん、そして僕に仕事を依頼してくれる編集さんのお陰です。ありがとうございます。
◆毎回毎回、自分の全部を振り絞るつもりで書いてはいるけど、でも、全然まだまだだと思ってしまう。来年こそは、少しでも、ちょっとはマシなものが書けたかなと思いたい。そんな未熟な作家にお付き合いくださって本当に感謝しています。自分の力を過信するわけじゃないけど、まだ自分には伸びしろがあると思ってます。よろしければ来年の小路幸也がどんな作品を書くのか、お付き合いください。
◆来年はデビューして10年になる。残念ながらこの10年間、良き時代が訪れたとは思えない。むしろ、どんどん悪くなっているようにも思える。それでも、それでも、日本って実はけっこう良い国なんだぜと言いたい。人間はまだまだ捨てたもんじゃないと言いたい。そんな風に、書き続けます。
◆写真は大好きな映画『小さな恋のメロディ』。この映画のラストシーンを知っている大人なら、あのエンドマークの向こうには厳しい現実が待っていることを知っている。でも、きっと、この二人はどんな辛いことも二人で手を取り合って乗り越えて幸せな未来を目指していくんだ、と、笑顔で子供たちに語りたい。
◆良いお年を。この言葉が僕は大好きです。誰もが、皆の明日の幸せを願っているような言葉だと思いませんか。良いお年を。また来年。