2012年10月1日(月) 東京DAYS ◆曇り。東京は暑い。 ◆午前中に大学での講義をすませてそのまま空港へ。台風の影響がなくてよかったなーと思っていたらとんでもはっぷんで飛行機は遅れまくり。夜7時からの打ち合わせには余裕で間に合うはずだったのに羽田に着いたのはもう午後6時過ぎでタクシーの運ちゃんに「急いでくれ」と言ったら運ちゃん静かに「はい」と頷きその瞬間にツインターボ加速。飛ばすわあおるわ裏道走るわでなんとか多少の遅刻で打ち合わせの場所に到着。運転手さんありがとう。 ◆僕は職人に憧れる。いつも素晴らしいと感じている。運転手さんの技術もそうだけど、一朝一夕では取得できない技術をこつこつと磨き上げ、丹念に丹念に仕事をする職人さんは今も日本のあちこちで活躍しているはずだ。ただ、失われていく技術も多いはず。規模の大小にかかわらず、〈日本の技術〉を国としてきちんと保護するべきだ。仕事を与え、それに見合う収入を確保させ、技術の継承を行う。それは国宝的な、文化的なものじゃなくても、どんな大規模な工業製品の中にでも〈職人の技術〉はあるはずなのだ。それを守ろうと公言実行してくれる政治家がいたならそいつだけは信用してもいい。 ◆写真はJUJUさんの新譜『BEST STORY love stories』。 ◆集英社さんとの来年の『東亰バンドワゴン』シリーズの打ち合わせの後、とろとろと歩いて完成した東京駅を観てきた。きれいだねー。ようやく完成したよね。中のドームには思わず「おおお」と声が出てしまった。こういう仕事は素晴らしいと思う。
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